地肌が透けて見えてるつむじは・・・!」
「もしかしてつむじハゲの可能性が!?」と不安になり、当店へと相談に来店される方で若い方が増えてきています。
ほとんどの方が通常のつむじがあります。
少数となりますが、つむじのハゲだと判断し改善や対策を開始されている方もおられると思うので、今回はご自身で通常のつむじの範囲内なのか、それともつむじハゲなのかの見分け方とそして、どんな状態がつむじハゲなのかの基準を解説していきます。
目次
つむじハゲの基準・見分け方
上記の写真は当店で発毛されたつむじハゲのお客様となります。
胎児の頃に皮膚が形成されると同時に髪の毛が 形作られる時に渦状になり、
包み込むように頭部全体に髪の毛が生えつむじが出来上がります。
つむじの中心は人それぞれ渦に沿って、少し立つように生えていたり、寝るように生えていたりと色々で、つむじや周りがハゲているように見える方は頭皮に沿って寝るように生えている方が多いです。
どこからがつむじハゲなのかと不安な方は、頭頂部を写真に撮りご自分でチェックを行いましょう。
どこからがつむじハゲなの?まずはセルフチェック!
1.つむじの中心点・・・はっきり or ぼやけている
2.毛の流れ・・・はっきり or ぼやけている
3.地肌の見える範囲・・・狭い or 広い
4.地肌と髪の毛の境界性・・・はっきり or ぼやけている
5.側頭部や後頭部と比較してつむじ付近の髪の毛・・・変わらない or 細いまたは柔らかい
6.つむじ付近の地肌・・・白または肌色 or 赤または茶色になっている
ポイントは6つあり、変わらない、狭い、はっきり、白または肌色という状態であれば問題ありませんが、細いまたは柔らかい、広い、ぼやけている、赤または茶色になっているという答えであればつむじハゲの可能性が高いです。
この他には、人差し指と親指で円を作りそれをつむじに当て、その円と比べてつむじ周りの透けた範囲が小さければ通常のつむじ広ければつむじハゲの可能性が高くなるという見分ける方法もあります。
つむじハゲの判断基準・見分け方

実は、どの状態からがつむじハゲかというと明確な医学的根拠は現在のところありません。
とはいえ、つむじハゲの判断基準としては…
ここがPOINT!
・つむじ周辺の地肌が広い範囲で透けて見える、
・明らかに地肌が露出している
・つむじ周辺の髪が細なって柔らかく他の場所との髪質と明らかに違うこともありますので、つむじハゲの見分け方として覚えておくと良いです。
つむじは元々から広かったのかを知る事は難しく、ご自身でも判断することも難しくなります。
なので1ヵ月に1回ほど、頭頂部を撮影し数ヵ月間で比較すると分かりやすいです。
また、頭皮が赤い場合は炎症や血流が悪くなっている状態となりますので、より注意が必要です。
つむじハゲになる原因
男性がつむじハゲになってしまう原因は1つだけではなく、いくつかの可能性があります。
遺伝的原因のAGAによる影響などがあり、思春期以降の男性であれば、いつ発症してもおかしくないAGAですが、原因を排除していくことでAGAの進行を遅くしたり予防することが出来ます。
1.つむじハゲになる原因:AGA
AGAとは、通常男性にある男性ホルモンのテストステロンと5αリダクターゼが結合することで
毛包などにダメージを与える、男性ホルモン(DHT)に変化することで脱毛因子が生成されてしまい髪の成長をストップさせることで起きます。
Ⅱ型と呼ばれる5αリダクターゼは、頭頂部や前頭部にに多く分布している為AGAを発症し進行すると、前頭部の生え際や頭頂部のつむじがハゲくるわけです。
AGAには遺伝・体質が大きく関わっているとされていますが、食生活などの生活習慣や運動、ストレスなどが発端となり男性ホルモン(DHT)の働きを促進してしまうことでとつむじハゲが進行し、またその要因を解消する事で予防・対策することも可能となるんですね。
2.つむじハゲになる原因:食生活の乱れ
普段から、コンビニ食やファーストフード、揚げ物などが多いという場合には、食生活の偏りなどからホルモンバランスが乱れてしまうことがあります。
また過度のアルコール摂取はテストステロンの分泌を下げてしまい、アルコールを分解する過程において必要なビタミンを多量に消費してしまうのです。
大量のビタミンを消費してしまい、健康な髪の毛を作る妨げになる場合もあるんです。
またジヒドロテストステロンは、テストステロンが減少し増える特徴を持つため
テストステロンの分泌量を一定に保つことはつむじハゲの予防・対策に繋がるといえます。
3.つむじハゲになる原因:睡眠不足
日常的に睡眠不足が続くなどの睡眠の周期が乱れたり、夜中に何度も起きるなど睡眠の質が低下している場合はつむじハゲの発症率を高めてしまいます。
さらに睡眠不足が続いてしまう事で成長ホルモンの分泌量が下がり、自律神経やホルモンバランスが乱れ、全身の血流が悪くなると頭皮に十分な栄養や酸素が届かなくなるいう事が原因にもなります。
交感神経が優位になり、身体も休息がとれなくなるので、睡眠の質をあげるためにも就寝の約3時間前までには入浴や食事を済ませコーヒーなどのカフェインを控えるようにしてください。
4.つむじハゲになる原因:頭皮環境の悪化
頭皮に皮脂が多く分泌されている場合は、頭皮のべたつきなどが目立ち頭皮環境が悪化している可能性があります。
頭皮環境が悪化することでつむじハゲの原因になることも少なくなく、普段から気を付ける必要があります。
例えば、シャンプーによっては強い洗浄力により頭皮へのダメージが強くなりますが、弱酸性のシャンプーを選んだり
洗い残しのないよう洗い流した後に、もう1度洗い流す。
髪の毛を洗った後に自然乾燥させていたり、紫外線に長時間当たっていたりも頭皮環境を悪くする原因になります。
結果的に頭皮の常在菌などのバランスが崩れることで頭皮の炎症や皮脂の過剰な分泌などに繋がったりもします。
過剰な皮脂は毛穴を塞ぎ、フケや痒みなど髪にとって悪いことばかりなので頭皮は常に正常に保てるようにすることが大切なんですね。
5.つむじハゲになる原因:ストレス
過度のストレスを受けることで人は、ホルモンバランスが崩れたり、自律神経が乱れたりします。
しかも免疫や新陳代謝が下がり、血管が収縮するなど悪いことばかりです。
これらの状態がつづくことで、身体への不調や頭皮などの悪影響がでて抜け毛が増えたり、健康な髪の毛が育たなくなったりするんですね。
ストレスフリーで生活することはともて難しいですが、こまめなストレス緩和を行うためのリラックスや適度な運動などのストレス発散などを行うことをおすすめします。
6.つむじハゲになる原因:頭皮への過剰な刺激
頭皮への強い刺激となるパーマやヘアカラーなどを頻繁にする方は、ハゲの原因に繋がっているかもしれません。
ヘアカラーやパーマは月に1回程度にとどめ、頭皮を痛めないような施術をプラスで行って貰うことが大切です。
まとめ
※上記の写真は当店にてつむじハゲを改善されたお客様となります。
今回はどこからがつむじハゲかの基準や、つむじとつむじハゲの見分け方について解説いたしました。
どんな状態ならつむじハゲなのか、またつむじとハゲとの見分け方は元々のつむじの状態によっても変わりますが、つむじの渦や透け感を、一定期間で撮影し比べることで見極めることができます。
また比べてもはっきりと分からない場合の方で不安を抱えている方は、薄毛の専門家に見てもらう事が一番の見分け方になりますので、気軽に専門家へ相談してみましょう。
この記事を書いた人: 藤川 岩那(ふじかわ いわな)
血液型:B型
座右の銘:一生懸命
発毛技能士として:お客様の髪の毛を生やして楽しい未来になるよう頑張っています!!