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昨今では、外出しずらい状況で運動不足になっている人が多くなりました。
自宅でできる限りの簡単な運動や、公園でのジョギングをする方が増加傾向にあります。

皆様もしっての通り、運動は体を温め血流を良くなる効果があります。

もちろん血流の行き届きにくい毛細血管への効果も高く毛細血管が多い頭皮に栄養が届きやすくなり抜け毛や髪のボリューム減少の対策になりますが、より効果的な育毛に適した運動は何なのかをご存じですか?

そこで、このブログでは高い育毛に適したおすすめ・人気の運動をご紹介していきます。

運動の機会が減ったら抜け毛が増えたって本当?

昨今の状況もあり、日常的に学校の帰りや会社の帰り、ジムや公園などで運動をする習慣がなくなってきています。そして同時に、運動不足やストレスによる抜け毛などが増えたという方が増加しているんですね。

実は、運動不足は薄毛・抜け毛の悩みが増加し、育毛をダメにしていることと密接な関係があるんです。

1.育毛をダメにしている理由 血流悪化

薄毛の原因として血流が低下してしまうことにより髪の毛を作っている酵素や栄養が細胞まで届かなくなることがあるのですが、同時に運動不足が筋力の低下を引き起こし、血流が悪くなってしまうため髪の育毛に悪影響を及ぼしてしまいます。

また普段の食事に脂っこいものやカロリーの高いものなどをよく食べるという場合は、運動不足により、普段は摂取されるはずのエネルギー消費できなくなり、ドロドロの血液になってしまいますので、定期的に運動を行うことはとても大切なこととなります

さらに筋肉が低下すると消化吸収率が下がり、食べたものの栄養を体内にしっかりと吸収することが出来なくなることで育毛に必要な栄養が不足し、抜け毛が増えたりする場合もあるのです。

2.育毛をダメにしている理由 ストレスの解消が出来ない

抜け毛が増え薄毛になる時には「ストレスの影響」もあり、運動でストレスを解消していた方は、急にストレスを溜め込んでしまうため、髪のボリューム減少や抜け毛などの症状がでたとの声があります。

人の身体はストレスを強く受けてしまうことで自律神経のバランスが乱れ、血管の収縮や胃腸の働きを低下させてしまう交感神経が優位になってしまい、栄養の吸収率の低下や血流悪化・眠れないなどの症状が起きて育毛を阻害します。

直接的に抜け毛や薄毛の原因にはならずとも、薄毛や抜け毛の要因として関係してくるのがストレスで、このストレスを解消するためにも運動は必要なんですね。

3.育毛をダメにしている理由 過剰な皮脂分泌

他にも、運動不足と血流の悪化で肌が乱れ乾燥する事で、乾燥から守るために頭皮の皮脂が過剰に分泌されてしまいます。

そうなると頭皮環境が悪化して、育毛の妨げになってしまいます。

結果、新進代謝が悪化することで、古い皮脂や角質などが毛穴にたまって角栓となり、髪の毛が生えてくるスペースを占領してしまうと細く弱い髪の毛ばかりが増えて、抜け毛になりやすい髪の毛になってしまいます。

また、頭皮の皮脂分泌が過剰に分泌されて、頭皮環境が悪化する事で、フケやかゆみが起こりやすくなり脂漏性皮膚炎になってしまう可能性が高くなってしまうので、適度に運動不足を解消する事をおすすめします。

育毛に効果的な運動とは? 有酸素運動と無酸素運動の違い

運動には大きく分けて「無酸素運動」と「有酸素運動」の2つがあり、両方それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。

無酸素運動と有酸素運動、どちらをした方が高い育毛・薄毛に効果的で太く健康な髪の毛にするのかお分かりになりますか?

育毛に良いのはどちら?

有酸素運動とは言葉の通り、酸素を取り入れながら軽い負荷をかけて長時間行う運動のことで、脂肪やブドウ糖などのエネルギーを使用し燃焼させる血行促進やダイエットに効果的な運動です。

最低20分以上続けて行うと効果的で、脂肪燃焼が期待できます。

運動自体は、ジョギングなど運動が苦手な人や女性で簡単に取り入れることができて持久力のある筋肉を育てます。

運動の強度は自分で調整できて、ゆっくりと時間をかけて行うものは筋肉を程良く使ってくれるため、心臓から遠い頭皮や足の爪先の血流も高まり冷え性でお悩みの方にもおすすめです。

例えば・・・

• ウォーキング
• ジョギング
• 水泳
• サイクリング
• ダンス・ヨガなど

育毛に良いのはどちら? 無酸素運動とは?

無酸素運動はエネルギーの消費に酸素を使わず短時間の内に強い負担をかける運動であり、瞬間的に強い力を発揮する事で筋肉量の増加や基礎代謝を高くするために行う運動となります。

筋肉を強化し瞬発的なパワーを高める効果が期待できるので、筋量を増やしたい時に行う事が多く、筋トレやその力を発揮する短距離・中距離走が無酸素運動にあたります。
運動強度は中~強と体へ大きな負荷をかけるため、無酸素運動をした後日などに筋肉に溜まった乳酸により筋肉痛などを引き起こすことがありますが、骨格筋など体のバランスを保つ筋肉を鍛える作用もある運動です。

例えば・・・

• 短距離走
• 中距離走
• 激しい筋トレ
• ウエイトリフティングなど

育毛効果が高い運動の種類は「有酸素運動」

無酸素運動と有酸素運動の違いを見ていただき、お分かり頂けたでしょうか?

つまりは血流を良くしてくれる有酸素運動の方が育毛に良い運動だとということが分かって頂けたかと思います。

では、なぜ有酸素運動に育毛効果が期待されるのか、その理由は以下の通りです。

有酸素運動に期待される育毛効果

• 血行促進効果
• ストレスの軽減
• ホルモンバランスの調整
• 代謝活性化
• 自律神経が整う
• DHTを体外に排出

1.有酸素運動による育毛効果:血行促進効果

有酸素運動には血管を柔軟にする効果があり、筋肉を動かし血管をポンプのように刺激してくれます。

同時に体が熱を作り体温を上昇させて新たな血液を作る作用で血流促進に繋がり育毛に効果的となります。

実は頭皮は重力の影響もあり、血流優先順位の中では最下位の方で頭皮の毛細血管は血行不良に陥りやすいんです。

ですが有酸素運動を行えば、筋肉の収縮効果により静脈の血液が心臓に向かって押し上げられながら循環し、身体全体に、新鮮や酵素や栄養を届ける事ができるようになります。
なので頭皮にある髪の毛を生成する細胞も活性化するというわけです。

抜け毛や薄毛が増えた方は、頭皮が赤く血流が悪くなっている方が多いのですが、有酸素運動によって、細い血管の血行も次第に改善され、髪にもしっかりと栄養が行き届きやすくなり育毛効果が高くなります。

2.有酸素運動による育毛効果:ストレスの軽減

ストレスによって身体的・肉体に負担がかかって精神や身体に不調を引き起こす場合もあります。

これには交感神経の働きが強まることで血管の収縮などがおき同時に男性ホルモンが分泌促進されて、健全な育毛に支障をきたす場合があります。

有酸素運動により、体全体を使うことは、脳からやエンドルフィンとセロトニンと、呼ばれるホルモンにより体をリラックスさせてくれる効果や、野外で行うことで新鮮な空気を取り込む事によるリフレッシュ効果などストレスを軽減させ間接的に薄毛の原因を
軽減するという作用が期待できるのです。

また、有酸素運動を行う事で休息時には副交感神経を優位にしてストレスを緩和するという効果もあり、運動をしない方と比べてうつ病への罹患率が20~30%ほど低下するという研究結果がハーバード大学から発表されています。

3.有酸素運動による育毛効果:ホルモンバランスの調整

有酸素運動は脳の下垂体という部分から、体脂肪の燃焼や筋肉量の維持など全身の細胞を刺激したり・増殖を促進する成長ホルモンが分泌され、髪の毛を作る毛乳頭細胞や毛母細胞も刺激を受け活性化します。

またドーパミン・セロトニンやノルアドレナリンなど、分泌低下が起きやすい状況を改善してくれます、、さらに女性ホルモンや男性ホルモンのバランスも整えてくれる作用もあり、薄毛や抜け毛が増えたと気になる更年期前後の男性や女性は、定期的かつ適度な運動をすることで自律神経を整えホルモンバランスの乱れを調整する事がおすすめです。

なので1週間に3回以上30分程度の無理なく時間を取って適度に体を動かすことを習慣にしましょう。

4.有酸素運動による育毛効果:代謝活性化

育毛の為に必要なのは頭皮細胞の代謝が適度に活性化していることです。
しかし、ストレスや加齢また生活習慣全般の乱れにより代謝は低下してしまうものなんですね。

ここでも有酸素運動が大活躍してくれ、全身の代謝を促進し活性化してくれますので
健康で太い髪の毛を育毛するには重要な役割となります。

また体内の使わなかった栄養や老廃物を、体外に排出したり脂質をエネルギーに変化させるなどして身体を正常な状態にするものです。

代謝を高めるには血流が大事となり、そのためにも有酸素運動で筋肉を温めほぐして動かすということが良い育毛に繋がります。

5.有酸素運動による育毛効果:自律神経が整う

自律神経は日常的に意識をすることはありませんが、健康な髪を育毛にするには深く関与しています。

血管の収縮や内臓機能の低下は、自律神経の低下により起きる場合もあり、健康な髪を育毛する細胞までに栄養が行き届かなり、育毛の妨げになります。

有酸素運動は、交感神経と副交感神経のバランスを整え、睡眠効果を上げたり、ストレスを緩和したりと、身体にとって良いことばかりなんです。

可能であれば朝早く起きるか、または夕方の心肺機能が高まっている時間に20~30分程の有酸素運動を行い、副交感神経を活性化できるようにして
リラックスする時間を作るようにしましょう。

6.有酸素運動による育毛効果:DHTを体外に排出

運動をすることで必要なのは水分補給ですが、水分補給をするとトイレに行きたくなります。
薄毛の原因の1つ男性ホルモン(ジヒドロテストステロン:DHT)は尿から排出されることが分かっているので、有酸素運動は薄毛の根本原因を排除していることになります。

ただ、水分を沢山補給すればDHTも多く排出されるのではないんですね。
あくまで必要量の分だけ排出され、有酸素運動あってのことであると覚えておいてください。

毎日継続することが大切※見出し4

よく勘違いされるケースとして、1回の有酸素運動を2時間やったから他の日はやらなくて良いということではなく、むしろ軽い程度で良いので毎日行うことが大切です。

1日トータル15~20分程度で構いませんので、有酸素運動を日ごろの生活に取り入れてあげることを意識し、通学・通勤時にはなるべく歩くようにしたり階段を使うなどする事をおすすめします。

また可能であれば、1~3日おきに少し息が弾むくらいの運動をトータルで30~60分程度行い、有酸素運動をする事で改善された血流を低下させないようにしてください。

自宅で出来る人気の有酸素運動

1.ラジオ体操
2.ヨガ
3.ウォーキング
4.サイクリング
5.ジョギング

運動の頑張り過ぎは育毛の妨げになる場合もある

適切な強度で行う有酸素運動であれば育毛効果を高める髪にいい運動と言えるのですが、
毎日やった方が効果的だろうと頑張り過ぎてしまうとオーバートレーニングになり、効果的な育毛効果をダメにしてしまう可能性もあります。

無理な運動は控え、休む時はしっかり休み、疲れすぎない程度に運動をすることが良いです。

疲労があるのに無理に運動を行えば、活性酸素が体内に増えて血流が悪くなって頭皮が酸化し、育毛を妨げたり抜け毛が増える・薄毛が進行してしまうといった事になりかねません。

今回のまとめ

有酸素運動が育毛に効果的なことなどが理解して頂けたでしょうか?
育毛のために行うことには全てに意味があり、間違えれば逆効果になってしまうことも少なくありません。

もう1つ覚えておいて欲しいのは育毛は直ぐに効果がでませんし、運動だけしていれば問題ないというわけではありません。

栄養バランスの良い食事や生活習慣も同時に見直し継続していくことが必要です。