複数種類ある薄毛の種類やAGAタイプを解説します。

薄毛で悩む方を客観的に見ると、薄毛の部分が人によって違うのは分かります。

実は「AGA」や「薄毛」には様々な種類バリエーションがあり人によって違うんです。

このページでは、AGAや薄毛の種類及びその対策方法などをご紹介します。

薄毛の種類は9種類ある9つのAGAのタイプ

AGAや薄毛を分類するには、実際に薄毛なった方の症例を元によくあるパターンを抽出して作成された
「ハミルトン・ノーウッド分類」が一般的で、9つのタイプにわける事ができます。

始めて聞く言葉かもしれませんが、一番最初にAGAの分類に取り組んだハミルトンと、
改定に取り組んだノーウッドという2人組の医師から名前が取られているんです。

ハミルトン・ノーウッド分類

I型      生え際など額から薄毛になっていき、M字型に薄毛が進行し始めている。
II型     I型が進行、M字の薄毛の進行が更に進む。
II Vertex型  II型に加え、頭頂部へもO字型の薄毛が見られる。
III型      II型からさらに進行、M字型が更に進行し前頭部も薄毛になる。
III Vertex型  III型に加え、頭頂部へもO字型の薄毛になる。
IV型     III型より生え際が進行・後退し、頭頂部にO字型の薄毛も進行する。
V型      IV型がさらに進行。生え際が頭頂部の境界がなくなるO字型の薄毛の範囲も広がる。
VI型     M字が後退し生え際とO字型の薄毛の境界がなくなる側頭部と後頭部のみに発毛が残る。
VII型     VI型が更に進行。側頭部の薄毛も進み後頭部も頭頂部に近い部分は発毛がない。

最近、抜け毛などで髪が気になる方はこの分類を照らし合わせて、ご自分がAGAかどうかを判断されてみるのも良いでしょう。

薄毛の種類は3つのアルファベットで分けることができる

上記の画像は複雑ですが、進行パターンを見て行くともう少し分かり易く分類することも可能です。
それは、3つのアルファベット「M字」「O字」「U字」型の薄毛で分類します。

薄毛の種類【M字型】

生え際の両M字部分が次第に後退し、頭頂部を上から見た時にM字に見えるタイプ。
AGAは、髪の成長(ヘアサイクル)を短くする男性ホルモン「DHT(ジヒドテストステロン)」が
主な原因ですが、DHTを生成する元となる(5α還元酵素」が前頭部に多いことから、
M字が薄毛になりやすいとされています。

薄毛種類【O型】

頭頂部を中心に薄毛になり、上から見た時にO字に見えることからそう呼ばれています。
自分で確認しずらい部位のため、人に指摘されて初めて気付くケースが多いと言えます。

薄毛の種類【U字型】

生え際全体が後退し、U字に見える薄毛の種類です。U字とO字の両方を併発する場合も多くとても深刻な薄毛にあんる可能性があります。時間と根気の対策が必要になってきます。

薄毛の種類別対処法【M字・O字・U字】

3つのタイプは同じAGAの症状なので、薄毛対策の内容に大きな違いはありませんが
症状や個人差によって1人1人違うオーダーメイド施術を行い改善の成功率を高めています。

薄毛の種類別対処法【M字】

他の薄毛の種類に比べ進行が遅いとされていますが、鏡などで見やすい部分ですから
しっかり進行を確認することが大切です。前述の通りAGAは主にDHTの原因や生活習慣の乱れなど複数の原因があったりします。なのでお薬だけの対策では満足できないケースもあるため総合的な施術をおすすめしています。

薄毛の種類別対処法【O字】

頭頂部に張り巡らされる毛細血管は、血流が悪くなりやすいとされています。
結果的に、生活習慣の乱れなどで血流が悪くなると栄養が十分に届かず薄毛になってしまいます。


お薬では、血行を促進するミノキシジルを使用し、同時に根本的な改善を行うことが最善の道となります。

薄毛の種類別対処法【U字】

U字型も同様に、重症化した度合いによって施術内容を変えて行きます。
お薬では、フィナステリドとミノキシジルを服用するケースが多く、来店頻度なども1週間~10日
の間で来店されるのが好ましいでしょう。

また、全ての薄毛のタイプに共通して効果があるのが「睡眠」です。
特に眠り初めてからの3時間は成長ホルモン活発化する「ゴールデンタイム」とも呼ばれています。
なのでこの時間帯に如何に深く良い睡眠を確保できるかで髪の成長を促すことができます。
具体的には、眠りにつく1時間ほど前には、スマホなどを見ずに、部屋を暗くして
副交感神経を優位にすることで、深い眠りを呼ぶ「メラトニン」の分泌を促すことができます。

このように生活習慣の改善は薄毛を密接な関わりがあるので、日々を意識して過ごすと良いでしょう。