肥満とハゲの関係について解説していきたいと思いますが
まず知っておくことがあります。
・肥満が進行すると男性ホルモンが低下する
・AGAの原因は男性ホルモンに関係がある
えっ?と思った方もいますよね。
肥満と薄毛って関係してると思ったけど
太った方が薄毛予防になるのか?
と思う方もいるでしょうが、どちらが正しいのかわからない状態になり
関係ないと考えてしまう人もいらっしゃいます。
本来は肥満と薄毛は関係性があります。太れば太る程薄毛が進行します。
正しい肥満と薄毛について原因と対策をご紹介していきます。
肥満であれば薄毛になるのか?
肥満であれば薄毛になるのか?と聞かれたのであれば
結果は肥満も薄毛を進行させる原因の一つになります。
薄毛だから太るということは関係ありません。
肥満→薄毛は当てはまりますが薄毛→肥満は当てはまりません。
体重増加によって体内バランスの変化で薄毛は進行します。
自分自身が肥満であるのかセルフチェックされる事をオススメ致します。
肥満の基準は?
肥満の基準は肥満学会が規定しており、肥満の目安はBMI(体格指数)によって規定されています。
このBMIは身長と体重に定められております。
(ボディビルダーなどの筋肉質な方の場合は数値として肥満の部類に判断されてしまうことがあります)
BMIの求め方
体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)
・BMIが18.5以上25未満が「普通体重」
・BMI25以上が「肥満」
・BMI35以上は「重度の肥満」
ここ数年で体重が5kg以上増えた方はBMIの数値が正常値だとしても
薄毛進行のリスクは高まりますので要注意委になります。
肥満が薄毛の原因と言われる理由とは?
体重増加や肥満により薄毛が進行してしまう理由は2つあります。
肥満が薄毛進行を早めるのはなぜなのか把握されて下さい。
・男性ホルモン(テストステロン)の低下
肥満は体内に様々な影響を与えていきます。
その一つに「男性ホルモンの低下」です。
この結果は臨床実験をし検証されてデータとして報告されています。
20~49歳の男性136例を対象に、健康状態など肥満に関わるデータを分析されています。
結果は下記のとおりになります。
・肥満30代男性は正常なBMIの男性に比べて総男性ホルモンが低い
・肥満40代男性は結成LH、SHBG値の低下も確認されている
男性ホルモンは薄毛進行の原因になると言われていますが男性ホルモンの低下により
薄毛が進行させてしまうと皮膚科学の専門家の考えは少なくありません。
それはどうしてなのか?というと
血中の男性ホルモンが低下すると男性ホルモンを補おうとより強力な男性ホルモン(DHT)に変換されます。
このより強力な男性ホルモン(DHT)が薄毛原因の一つで、AGAの症状を引き起こす男性ホルモンになります。
そのため肥満になればなるほど強力な男性ホルモンが作り出され結果薄毛進行に繋がってしまうのです。
・血行不良
肥満な状態の方は血中コレステロールが値が上昇して血液がドロドロの状態になり血流不良が起こりやすくなります。
健康上悪影響ですが、血流不良はハゲの原因のひとつで薄毛進行に繋がってきます。
髪の毛は毛細血管から酸素と栄養素をもらい太く長く成長するものですが、血流不良がおこると
成長に必要な酸素と栄養素を十分にもらうことが出来なくなり髪が痩せて細くなるのです。
髪質が変わったりしたり、柔らかくなったりするのは血流不良が起きている証拠です。
食事制限(過度な食事制限:食事を抜くダイエット)は肥満にも薄毛にも大ダメージ!
薄毛対策としてダイエットをと考えられている方はここからが重要です。
ダイエットにもいろいろとあるのですが、薄毛進行、肥満で一番恐れるダイエット方法が
「食事を抜く」方法です。
食べないダイエットは痩せることは可能ですが、リバウンドしやすくさらなる肥満にもつながります。
また薄毛にも悪影響です。食べないということは体だけでなく髪の栄養素も減らしてしまう為
血流が良くても髪に十分な栄養素を与えることが少なくなってしまうのです。
だからこそ、ダイエットするから食事を抜くという方法はとらないでください。
ダイエットを行う際に必要な食事の摂り方を記載します。
1栄養バランスを考えた食事
2間食しない
3腹8分を意識する
4寝る3~4時間前から食事をとらない
5サプリ(プロテインや青汁など)を摂取し栄養素を確保する
6水分を1日2ℓ摂取するようにする
まずはこれだけを行ってください。
これを意識することで健康的に体重が落ちていきます。また筋肉量も減らすことなくできるので
プロポーションや見た目の印象も違ってきます。
バランスの取れた食事は「まごわやさしい」を意識することで
身体にも髪にも良い食事が接すしやすいです。
有酸素運動は薄毛にも脂肪にも効果絶大
薄毛の方にオススメするのがダイエットの基本「有酸素運動」です。
有酸素運動は脂肪燃焼効果が高いだけでなく血流促進効果も期待できます。
特にオススメは「ウォーキング」です。
ランニングは脂肪燃焼を高めますが筋肉量も減らしてしまう為、ランニングする前に筋トレを行ってから
ランニングして下さい。
ウォーキングはその点脂肪燃焼をおこない、筋肉量は減りませんのであまり運動をするのが苦手な方は
ウォーキングが一番薄毛にも肥満にも効果絶大になります。
血流促進効果と脂肪燃焼効果に有効な運動時間と強度は
・運動時間:30分程度
・運動強度:やや楽~ややきつい程度の心拍数
かなりハードに行うと続けていくのが大変になり途中でやめてしまうことがありますので
やや楽ぐらいでウォーキングを取り入れると続けやすいです。
また運動には遊離DHT量を減らす効果が期待されているのもあるので
薄毛対策として取り入れられるべきだと思います。
既に薄毛の方で薄毛をどうにかしたい方は専門家に相談すべき
これまで肥満と薄毛についてお話してきましたが、薄毛対策の一環としてのお話になります。
今現在薄毛で悩まれている方はダイエット以外にも薄毛対策を行っていくほかありません。
肥満は薄毛進行の原因のひとつですが薄毛を重度にさせてしまうのは様々な原因があります。
また髪の毛には一本一本寿命があり、寿命が尽きてしまうと薄毛改善は厳しくなってきます。
薄毛改善を目指したい方は早めに対策をするか、専門家に相談することをオススメ致します。
完全予約制のプライベート発毛サロンを経営している薄毛の専門家です。
もし不安で相談してみたいとお考えでしたらいつでもご連絡下さいませ。