冬の季節になると入浴をしている時に排水溝に普段より抜け毛が増えたりして育毛が心配になる経験はありませんか?
また、毎年冬の季節は抜け毛や育毛で不安になる方も少なくありません。
そこで今回は、季節の変化と薄毛や育毛の関係について解説していきます。
寒い季節に急に抜け毛が増えたり、育毛が心配になる方は是非ご覧ください。
目次
1日に抜ける抜け毛の本数を知る
冬に抜け毛が増えることがあるんですが、まずは1日に抜ける髪の毛の本数から理解しましょう。
髪の毛は、平均4~6年で成長し抜ける「ヘアサイクル(毛周期)をもち、「生える→成長→抜ける」ということを繰り返すことになります。
髪の本数は日本人で約10万本とされており、10万本のヘアサイクルが動いていることを考えると1日に約50~1000本の抜け毛が起きています。
入浴中をしている時やシャワー中に、今まで約10本程度だった抜け毛が30本に増えるようなことがあると注意が必要といえます。
冬の季節に抜け毛や育毛がダメになる原因
季節によって育毛や抜け毛が妨げられる原因を知っておきましょう。
抜け毛や育毛が妨げられる理由①気温低下による体の冷え
冬の寒い時期には、足のつま先や手の先から体温が低下し、血流が悪くなります。
当然、手や足と同様に頭皮も末端部分であるため、表面体温が下がりやすく、血流が悪くなってしまいます。
気温が低い時に起きる、頭皮などの末端組織の血流が悪くなる理由は「体温調整」のためなんです。
人間の身体には、体温を一定に保つように調整機能があります。
低温の状態では、体内の熱を体外へ逃がさないように血管が収縮するんですね。
なので、頭皮に流れる細い毛細血管から栄養や酸素を摂り髪は成長するため、血流が悪いと十分な栄養が行き届かなくなるために、髪が細く抜けたり育毛がダメになったりするんです。
抜け毛や育毛が妨げられる理由②頭皮の乾燥
冬は1年の中で空気がもっとも乾燥しやすい時期です。
皮膚を乾燥から守るために、皮膚の表面では、皮脂と汗が混じりあい皮脂膜ができて、天然のクリーム的な役割となって皮膚を覆っているんですね。
ところが、冬には寒気が新陳代謝や肌の血行を悪くするため、皮脂の汗がでにくくなって、冷たく乾燥した風が水分を奪うため、肌の水分が不足することになるんです。
頭皮は皮脂の中でも自覚しにくい部位ですが、肌の乾燥がみられる方は頭皮も同じように乾燥が起きます。
乾燥状態の頭皮を放置すると「フケ・痒み」「肌が突っ張る感じ」「抜け毛や育毛の妨げ」などが引き起こされます。
抜け毛や育毛が妨げられる理由③AGAなどの進行性の抜け毛
3つ目の原因として、AGAなどが原因となり抜け毛が起きるケースです。
AGAの抜け毛は、季節に関連性はなくて起きるので、人によっては急に抜け毛が増加したと感じる方も少なくありません。
冬などで季節性の抜け毛や育毛の妨げを防ぐために
抜け毛や育毛の妨げになるのを防ぐには、育毛剤を使う方法がありますが、冬などの季節の抜け毛や育毛の悩みに対しては対処することが難しくなるんですね。
冬の抜け毛の原因でもある「冷えによる頭皮の血流不足」「頭皮乾燥」この2つに対する対策方法をご紹介していきます。
冬などで季節性の抜け毛や育毛の対策①乾燥を防ぐ
冬の季節により抜け毛の原因となっているのが、頭皮の冷えと乾燥となります。
この外的要因を防ぐためには、ニット帽を被るなど外出の際に頭皮の保湿効果と肌の乾燥防止などに力を入れるようにしてください。
外の冷たい空気に直接触れないためにも帽子を被ったりして頭皮を温めるだけでも、頭皮からの水分の蒸発を防ぎ乾燥によるフケや育毛のためになります。
帽子を被るメリット
またワックスなど頭皮の育毛を妨げるようなスタイリング剤を使わずに済むメリットもあります。ワックスには、多くの油分が含まれていることが多く、育毛活動の妨げにな可能性が高いのです。
しかし帽子のかぶり過ぎによる蒸れには注意してください。
蒸れた状態を情時間放置すると、雑菌の繁殖の原因などに繋がることになります。
帽子を適度に脱ぐようにして、髪や乾燥させることも大切です。
冬などで季節性の抜け毛や育毛の対策②温かいものを食べる
血行不良による育毛の妨げや抜け毛になる場合は、体の内側から温めることが大切です。
そのため、冬場は栄養価が高く、体を温める効果があるものを意識しながら食べるようにしてください。
【体を温める食べ物】
ニンニクやショウガ、シソ、ネギ、山椒など薬味には体を温める効果が期待できます。
また、同じ食材でも、生で食べるよりは熱を加えた方が効果を高めることが可能です。
逆に体を冷やすため、冬に食べない方が良い物は次の通りとなります。
【冬におススメの食べ物】
簡単かつ髪や育毛に良いとされるのが「鍋」です。特にこれからご紹介する2つは、育毛効果に良いとされる成分が含まれる鍋となります。
その1:キムチ鍋
唐辛子に含まれるカプサイシンは、大豆に含まれるイソフラボンと一緒に摂取することで、CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)放出されるそうです。
このCGRPが毛乳頭細胞に作用すると、成長因子であるIGF-1を増加させる効果があり髪の毛の育毛を手助けしてくれます。
その2:豆腐鍋
タンパク質を豊富に含む大豆。
また、大豆タンパク質は、良質なタンパク質とされていて、必須アミノ酸とタンパク質の含まれる割合が非常に良いためアミノ酸スコアが100点な食材となります。髪の毛は(ケラチン)と呼ばれるたんぱく質で構成されるため、大豆から良質なタンパク質を摂取すると良いです。
また、大豆には「大豆イソフラボン」が多く含まれています。女性ホルモンと似た性質のイソフラボンは髪の毛の寿命を延ばしたり育毛にも力を発揮するんですね。
【体を冷やす食べ物】
白砂糖、ジュール・完熟してしてない果物、日本酒以外のアルコールや食品添加物など。
他にもタバコも血行不良を起こやすく、体が冷える効果があるんです。
冬などで季節性の抜け毛や育毛の対策③入浴をし体を温める
寒い季節ほど、ゆっくり体の芯まで湯船に浸かり身体を温めた方が良いんですね。
湯船に浸かることで2つのメリットがあります。
その①:湯舟に浸かることで、じっくり毛穴を広げる
入浴することで、汗をかいて毛穴が広がり栓が浮き出ます。
そうすることで、シャンプーをする時に、毛穴の詰まりを解消しやすくなるわけです。
しかし、適切にシャンプーが出来ていないと、毛穴が開いても頭皮を綺麗に保つことができません。
1.お風呂に入る前に、側頭部と後頭部を指の腹を使ってもみほぐして血行を良くする。
(強くマッサージする必要は一切ありません。)
1.お風呂に入る前に、側頭部と後頭部を指に腹を使ってもみほぐして血行を良くする。
(強くマッサージをすると逆効果になります。)
2.髪を濡らす前に、ブラッシングで大きいフケやほこりを落とすようにする。
3。半身浴をすることで、軽く汗ばむまでつかり毛穴を広げるようにする。
4、シャワーで湯シャンプーのみ行う(1分以上)
5.軽く水気を落としたら少量のシャンプーを手に取り、髪の毛全体につける。
(頭皮にはまだつけなくてよい)
6.軽くゆすぎ、その後もう一度シャンプーを取り、全体になじませる。
7.指の腹で頭皮をもみ洗い&マッサージ
(後ろ ⇒ 横 ⇒ 上 ⇒ 前の順番で洗う)※爪は立てずに洗う
8.シャワーでしっかりと毛穴からシャンプー剤を落としていく。
9.トリートメントは頭皮につけないようにして、髪の毛に馴染ませるよう時間をかけて洗い流す。
10.タオルドライは、こすらず押し付ける感じで行うようにする。
11.ドライヤーは根本から乾かしていくようにする。
その②:リラックス効果と血管弛緩
入浴することで、仕事モードからリラックスモードへ変わることができます。
リラックスした人の神経は、副交感神経が優位となります。
副交感神経が働くと、血管が拡張し血行を促進させる働きがあります。
結果的に、冬の寒さで細くなった血管を広げることが出来、髪への栄養を行き届けることができます。
またリラックスしている状態は、ホルモンの一つセロトニンが分泌されています。
セロトニンは、別名「幸福ホルモン」とも呼ばれ、不安とか悩みを軽減する効果が期待できます。
セロトニンは、別名「幸福ホルモン」とも呼ばれ、不安や悩みが軽減する効果が期待できます。
結果的に、いつもより質の高い睡眠をとることでできるようになります。
冬の抜け毛や育毛の妨げになる対策を行うようにしよう
いかがだったでしょうか?
寒い季節により、育毛の妨げや抜け毛になる場合があります。
特に寒い季節は、血流不良や乾燥のための頭皮のトラブルが起きやすい季節となります。
しっかりと、季節に合った対策を行うと、育毛や抜け毛の悩みを改善することが可能なります。
また急な抜け毛が増えたり、育毛で不安をお持ちの方はスーパースカルプ発毛センターくまなん店・光の森店でもご相談が可能なのでお気軽にお問い合わせ下さいね。