ストレスと抜け毛の関係とは?原因と対策を知ろう

最終更新日:2025.05.20

こんにちは、発毛技能士の塚本です。
スタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。

日々の生活の中で、ふと「最近、抜け毛が多い気がする」と感じたことはありませんか?その原因のひとつとして、実は「ストレス」が深く関わっている可能性があります。今回は、ストレスがどのようにして抜け毛を引き起こすのか、そのメカニズムを分かりやすく解説します。

≪ストレスが体に与える影響≫

ストレスを感じると、私たちの体は「交感神経」を優位にし、いわゆる“戦うか逃げるか”の状態になります。このとき、体は生命維持に必要な機能を優先し、髪や肌などの「生存に直接関係しない部分」への血流や栄養供給が後回しにされます。これが髪の毛にとって悪影響となるのです。

≪自律神経の乱れと血流の低下≫

ストレスが続くと自律神経が乱れ、頭皮への血流が悪くなります。髪の毛を育てる毛母細胞は、血液から酸素と栄養を受け取って成長しますが、血流が不足するとその活動が低下し、髪の成長サイクルが乱れてしまいます。

≪ホルモンバランスの変化≫

ストレスによって分泌される「コルチゾール」というホルモンは、長期間高いレベルで分泌され続けると、男性ホルモン(DHT)を増加させることがあります。DHTは、髪の毛の成長期を短縮させ、毛包を縮小させる働きがあり、これが「ストレス性脱毛」や「AGA(男性型脱毛症)」の悪化につながる可能性があります。

≪ストレスで起こる脱毛の種類≫

ストレスが原因で起こる脱毛には、以下のようなタイプがあります。
 ★びまん性脱毛症:全体的に髪の毛が薄くなるタイプ。女性に多く見られます。
 ★円形脱毛症:突然、丸く髪が抜け落ちるタイプ。自己免疫の働きが関係しており、強いストレスが引き金になることも。
 ★休止期脱毛:髪の毛の成長が止まり、抜けやすくなる状態。ストレスや栄養不足が原因で起こることがあります。

≪対策と予防方法≫

ストレス性の抜け毛は、原因を取り除くことで改善が見込めます。以下のような対策が効果的です。
 ★十分な睡眠:成長ホルモンの分泌を促し、毛髪の再生を助けます。
 ★バランスの良い食事:亜鉛やタンパク質、ビタミンB群を意識的に摂ることが大切です。
 ★リラクゼーション:深呼吸、ストレッチ、趣味の時間などで心身をリラックスさせましょう。
 ★頭皮ケア:マッサージや適切なシャンプーで血流を促進することも効果があります。

まとめ

ストレスは目に見えない形で、私たちの体にさまざまな影響を与えます。抜け毛もその一つ。原因を知り、適切に対処することで、髪の健康を取り戻すことができます。日常の中でストレスとうまく付き合いながら、心も体も健やかに保ちましょう。

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