どの状態が危険?頭皮のかさぶたの状態について知ろう

最終更新日:2025.06.27

頭を洗っているときや髪をとかしているときに、「あれ?頭にかさぶたがある…」と気づいたことはありませんか?
普段あまり意識しない頭皮に異常を感じると、不安になってしまうものです。

今回は、頭皮のかさぶたができる原因と、放置すると危険な状態について分かりやすくお伝えします。

■ そもそも頭皮のかさぶたとは?
かさぶたとは、皮膚がダメージを受けたときに、血液やリンパ液が固まって皮膚を保護しようとする反応のことです。
頭皮の場合も同様で、刺激や炎症、乾燥、過剰な皮脂などが原因で皮膚が傷つくと、自然とかさぶたができてしまいます。

■ よくある頭皮かさぶたの原因
1. 爪を立てて頭をかいたり、ゴシゴシ洗っている
強い力で頭をこすると、頭皮が傷ついて出血し、かさぶたになることがあります。

2. 乾燥による皮膚のひび割れ
冬場やエアコンの影響などで乾燥が続くと、頭皮がひび割れ、そこから炎症やかさぶたに発展することも。

3. 脂漏性皮膚炎
皮脂の分泌が多い方に見られる症状で、赤み・かゆみ・かさぶたが繰り返し出るのが特徴です。

4. スタイリング剤の洗い残しやシャンプーの刺激
整髪料や洗浄力の強すぎるシャンプーが頭皮に残ってしまうと、炎症やかゆみの原因になることがあります。

■ 放置すると危険なかさぶたの状態とは?
以下のような状態が続いている場合は、注意が必要です。

同じ場所に何度も繰り返しできる

かさぶたが大きく、硬く厚みがある

周囲が赤く腫れて熱をもっている

髪の毛がその周囲だけごっそり抜けている

これらは、単なる傷や乾燥ではなく、慢性的な頭皮トラブルや抜け毛のリスクが関係していることがあります。

■ 頭皮のかさぶたと抜け毛の関係
かさぶたの下では、頭皮の炎症が起きている場合があります。
この炎症が毛根にまで影響すると、髪がうまく成長できずに抜けてしまうことも。特に、繰り返しかさぶたができる部位の髪が薄くなってきた場合は、早めの対応が重要です。

■ 自分でできるケアと注意点
シャンプーは爪を立てず、指の腹でやさしく洗う

保湿力のあるシャンプーや頭皮用ローションを使う

スタイリング剤はしっかり洗い流す

かさぶたを無理に剥がさない(かえって悪化します)

もし、何を選べばいいか分からないときは、発毛専門サロンで相談するのがおすすめです。

■ 頭皮の異常は発毛のサインを見逃さないことが大切
頭皮のかさぶたは、髪が生える環境の乱れのサインでもあります。
そのまま放置してしまうと、抜け毛が進んだり、発毛の妨げになることもあるため、早めに頭皮の状態をチェックすることが大切です。

熊本スーパースカルプ発毛センターくまなん・光の森店では、マイクロスコープを使った頭皮の状態チェックや、原因に応じたケア提案を行っております。

頭皮のことをきちんと知ることが、健康な髪を守る第一歩になります。

■ まとめ
頭皮にかさぶたができるのは、何かしらのトラブルのサインかもしれません。
軽い傷や一時的な乾燥であれば自然に治まることもありますが、繰り返しできる・炎症がひどい・抜け毛が増えているなどの変化が見られたら、一度専門家に相談してみましょう。

気になる症状がある方は、熊本スーパースカルプ発毛センターくまなん・光の森店で頭皮チェックを受けてみませんか?髪と頭皮の未来を守るために、今できることから始めていきましょう。