頭皮に降り注ぐ紫外線の脅威とその対策

最終更新日:2025.06.27

こんにちは、発毛技能士の塚本です。
スタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。

夏が近づくにつれ、日差しが強くなってきます。肌の日焼け対策はしていても、「頭皮」は意外と見落としがちな部位。しかし、実は頭皮こそ太陽光の影響を大きく受ける場所なのです。ここでは、太陽光、特に紫外線が頭皮に与える害と、その予防・対策についてご紹介します。

太陽光が頭皮に与える3つの害

1. 毛母細胞へのダメージ
紫外線は肌だけでなく、毛髪の根元にある「毛母細胞」にも直接ダメージを与えます。毛母細胞は髪を生み出す源。紫外線を浴び続けると細胞が傷つき、髪の成長が滞ったり、抜け毛が増えたりする原因になります。

2. 頭皮の乾燥と炎症
紫外線には、肌の水分を奪う性質があります。頭皮も例外ではなく、長時間日差しを浴びることで乾燥し、バリア機能が低下。これにより、赤み・かゆみ・フケ・炎症といったトラブルが起きやすくなります。

3. 活性酸素の発生による老化
紫外線は、頭皮に「活性酸素」を生み出します。これは肌や細胞を酸化=老化させる原因物質で、頭皮の血行不良や毛根の老化を招き、結果として「薄毛リスク」を高める要因になります。

頭皮を守るための5つの対策

1. 帽子や日傘で物理的に防ぐ
外出時はつばの広い帽子や日傘を活用するのが基本。特に、真夏の10時〜14時は紫外線量が最も多いため、できるだけ直射日光を避けましょう。

2. 頭皮専用の日焼け止めを使う
近年では、スプレータイプやミストタイプの「頭皮用UVケア商品」も登場しています。髪がペタッとしにくく、香り付きで心地よく使えるものも。外出前に頭頂部を中心にスプレーする習慣をつけましょう。

3. 紫外線後のケアを怠らない
帰宅後は、頭皮もきちんと洗い流し、冷やして鎮静することが大切。保湿成分配合のシャンプーや、抗炎症作用のある頭皮用化粧水を使うとダメージ回復が早まります。

4. 抗酸化成分を取り入れる
食事やサプリメントで、ビタミンC・E、ポリフェノールなどの抗酸化成分を摂ることで、活性酸素の働きを抑えられます。トマト、ブルーベリー、緑茶などは特におすすめです。

5. 日々の保湿ケアを習慣に
乾燥を防ぐため、頭皮専用の美容液やオイルで定期的に潤いを与えましょう。保湿によってバリア機能が保たれ、紫外線にも強い健康な頭皮が育ちます。

頭皮も「肌の一部」です。見えにくい部分だからこそ、気づかないうちにダメージが蓄積されていることがあります。将来の髪の健康のためにも、今からしっかりと頭皮の紫外線対策を始めましょう。
「肌」と同じくらい、「頭皮」もいたわる季節が始まっています。

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