夏の厳しい紫外線、頭皮を守った方がいい理由

最終更新日:2025.07.07

強い日差しが降り注ぐ夏。
お肌の紫外線対策に気を配る方は多いですが、頭皮のケアまで意識されている方は意外と少ないのではないでしょうか。

実は、頭皮は顔よりも紫外線のダメージを受けやすく、その影響が髪や毛根に及ぶことで、抜け毛や薄毛のリスクが高まることもあるのです。
今回は、夏の紫外線が頭皮にどんな影響を与えるのか、そしてどう守ればいいのかをわかりやすく解説します。

頭皮は「もっとも無防備な場所」
人の身体の中で、**太陽にもっとも近く、直射日光を受けやすい部位が「頭皮」**です。髪があるとはいえ、分け目やつむじ部分はとくに無防備になっており、真夏の日差しに何時間もさらされると、日焼けや乾燥、炎症のリスクが高まります。

また、紫外線は髪の表面だけでなく、毛根の奥深くにも影響を与えることがわかっています。

紫外線による頭皮へのダメージとは?
1. 頭皮の乾燥・炎症
紫外線は頭皮の水分を奪い、**バリア機能を低下させます。**その結果、フケやかゆみ、赤みといったトラブルが起こりやすくなります。

2. 毛根細胞の機能低下
毛を生み出す毛母細胞は非常にデリケートです。紫外線のダメージによって細胞の働きが弱まると、髪の成長が止まりやすくなり、抜け毛の原因になります。

3. 髪のパサつき・退色
紫外線は髪のキューティクルにも影響を与え、パサつきやツヤの低下を引き起こします。さらに、カラーリングをしている方は色あせも早くなります。

紫外線によるダメージは「将来の薄毛」にもつながる
毎年夏を重ねるごとに、紫外線の影響が蓄積されていくと、頭皮の老化が進みやすくなります。
この老化が進むと、頭皮が硬くなり血流が悪化し、髪の栄養が届きにくくなることで、発毛や育毛の力が弱まる可能性があります。

つまり、夏の紫外線対策を怠ることが、数年後の抜け毛や薄毛の原因になることもあるのです。

頭皮を守るために今日からできること
● 帽子や日傘の活用
外出時は、通気性の良い帽子や、UVカット機能付きの日傘を使用しましょう。とくに炎天下で長時間過ごす場合は必須です。

● 頭皮用の日焼け止めスプレー
顔や体と同じように、頭皮にも使えるUVスプレーを使うことで、ダイレクトなダメージを軽減できます。

● 帰宅後はしっかり洗って保湿
汗や皮脂と一緒に、紫外線によって発生した活性酸素などを洗い流すことが大切です。
洗髪後は、頭皮用ローションや育毛トニックなどで保湿ケアも忘れずに。

紫外線対策も含めた発毛ケアをしたい方へ
熊本スーパースカルプ発毛センターくまなん・光の森店では、季節に応じた頭皮ケアのアドバイスや、紫外線によるダメージ回復のためのケアも取り入れております。

「夏のあいだに抜け毛が増えた気がする」「頭皮が赤くなりやすい」
そんなお悩みをお持ちの方は、早めのケアで回復力を高めることが大切です。
まずは頭皮の状態を確認するだけでも、お気軽にご相談ください。

夏の紫外線を侮らず、髪と頭皮をしっかり守っていきましょう。
未来の髪のために、今できることから始めてみませんか?