40代から増える“びまん性脱毛症” 気づかないうちに進行する脱毛のサインとは?
最終更新日:2025.07.23
「髪にハリがなくなった気がする」
「最近、分け目が目立つようになってきたかも…」
そんなちょっとした変化、見過ごしていませんか?
それはもしかすると、びまん性脱毛症の始まりかもしれません。
40代以降の女性に増えているびまん性脱毛症は、ゆっくりと、そして気づかないうちに進行するのが特徴です。
今回は、そんなびまん性脱毛症の初期サインと、今からできる対策について解説していきます。
びまん性脱毛症とは?
びまん性脱毛症は、髪全体が薄くなるタイプの女性特有の脱毛症です。
男性型脱毛症(AGA)のように、前髪や頭頂部だけが目立って薄くなるのではなく、髪の密度が全体的に減っていくのが特徴です。
特に40代以降の女性に多く、ホルモンバランスの変化が関係しています。
更年期に差しかかる頃、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減ることで、髪の成長サイクルが乱れ、毛が細くなったり抜けやすくなったりするのです。
気づかないうちに進行する脱毛のサイン
びまん性脱毛症の怖いところは、最初の変化がとても緩やかで、本人も気づきにくいこと。
以下のようなサインに心当たりがある方は、早めの対策が必要です。
🔸 分け目が広がった気がする
以前よりも地肌が見えるようになっていませんか?無意識に同じ場所で分けている方は要注意です。
🔸 髪が細く、柔らかくなってきた
以前よりスタイリングが決まりにくい、ボリュームが出ないと感じるのは、毛が細くなっている証拠かもしれません。
🔸 髪が抜ける量が増えた
ブラッシングやシャンプー後の排水口を見て「いつもより多いかも」と感じたら、変化が始まっている可能性があります。
🔸 地肌が透けて見えるようになった
髪の量が減っていくことで、地肌の透け感が増していきます。鏡を上からのぞいてチェックしてみてください。
放っておくとどうなるの?
びまん性脱毛症は自然に元通りになることは少なく、放置すれば少しずつ進行していく傾向があります。
「気のせいかも」と思っていたうちに、半年後には分け目がはっきりと広がり、スタイルが決まりにくくなっている…というケースもあります。
ですが、進行がゆるやかだからこそ、早めに気づいて対処すれば改善の可能性は高くなります。
今からできるびまん性脱毛症の対策
熊本スーパースカルプ発毛センターくまなん・光の森店では、びまん性脱毛症で悩む女性へのサポートを数多く行ってきました。
以下のような習慣から見直していくことをおすすめしています。
✅ 頭皮ケアの見直し
強く洗いすぎていないか、シャンプー剤が合っているかをチェック。頭皮をやさしくマッサージしながら洗う習慣をつけましょう。
✅ 食事内容の改善
亜鉛・鉄分・ビタミンB群など、髪に必要な栄養素が不足しやすくなる年代です。バランスの取れた食事を意識しましょう。
✅ 睡眠とストレス管理
睡眠不足やストレスは、ホルモンバランスを乱し、髪にも悪影響を与えます。毎日短時間でも自分をリセットする時間を持つことが大切です。
✅ 専門の発毛サポートを活用
自分で判断しづらい場合は、マイクロスコープ診断やカウンセリングを受けて、現在の頭皮状態をチェックしてみると安心です。
まとめ:気づいた“今”がケアの始めどき
びまん性脱毛症は、気づかないうちに進行するからこそ、“なんとなく変かも”と感じた今がスタートラインです。
年齢のせいにせず、きちんと向き合えば髪のボリュームを取り戻すことも十分に可能です。
熊本スーパースカルプ発毛センターくまなん・光の森店では、女性専用のメニューと丁寧なカウンセリングで、髪のお悩みに寄り添ったサポートを行っています。
気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。あなたの髪の未来、一緒に守っていきましょう。