こんにちは、発毛技能士の塚本です。
最終更新日:2025.08.26
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先日、お客様より糖度13度以上あるさつまいもをいただきました~!甘くて栄養豊富なこの食材が、実は髪の健康や発毛にも良い影響を与えることをご存じでしょうか?私も美容と健康の為に毎日食べている大・大好きな食材です!近年、食生活と脱毛・薄毛の関係が注目されるなか、さつまいもに含まれる成分が髪を内側から支えてくれる可能性が見直されています。
1. ビタミンAによる頭皮環境の改善
さつまいもはβカロテンを豊富に含んでいます。体内でビタミンAに変換されるこの成分は、頭皮の乾燥を防ぎ、フケやかゆみを抑える効果が期待できます。健康な髪が育つには、まず「土壌」である頭皮環境が大切。ビタミンAは皮膚や粘膜を守る働きがあり、頭皮を健やかに保つことで発毛の土台作りを助けます。
2. ビタミンCでコラーゲン生成をサポート
髪は毛根で作られるとき、毛母細胞が活発に働くことが不可欠です。その毛母細胞を支える毛包周辺のコラーゲン繊維を強化するのがビタミンC。さつまいもは意外にもビタミンCが豊富で、しかもデンプンに守られているため加熱しても壊れにくいという特徴があります。日々の食事で取り入れることで、髪を根元からしっかり支える環境が整っていきます。
3. ビタミンEによる血行促進
血流が悪くなると、髪に必要な酸素や栄養が届きにくくなります。さつまいもに含まれるビタミンEは「若返りのビタミン」と呼ばれるほど抗酸化力が強く、同時に末梢血管を拡張して血行を促進します。頭皮の血流が良くなることで、毛根に栄養が行き渡り、抜け毛の予防や発毛促進につながると考えられます。
4. 食物繊維で腸内環境を整える
近年の研究では、腸内環境と髪の健康には深い関わりがあることがわかってきました。腸が乱れると、栄養吸収がうまくいかず、髪にまで行き届かなくなります。さつまいもには水溶性・不溶性両方の食物繊維が含まれ、便秘解消や腸内細菌のバランス改善に役立ちます。腸が整えば、発毛に必要な栄養素を効率よく吸収できるようになるのです。
5. ポリフェノールによる抗酸化作用
紫色の皮に含まれるアントシアニンなどのポリフェノールは強い抗酸化作用を持ち、細胞の老化を防ぎます。毛母細胞は酸化ストレスに弱いため、抗酸化成分を摂ることは発毛維持に直結します。皮ごとふかしたり焼いたりすることで、より効果的に摂取できます。
6. 実践的な食べ方の工夫
発毛のためにさつまいもを食べるなら、皮ごと食べるのがおすすめです。また、加熱してもビタミンCが残りやすいため、蒸し芋や焼き芋として楽しめます。朝食や間食に取り入れれば、血糖値の急激な上昇を抑えつつ、髪に必要な栄養をしっかり補えます。
さつまいもは、ビタミンA・C・E、食物繊維、ポリフェノールといった髪に嬉しい栄養素をバランス良く含んだ優秀な食材です。直接的に「発毛薬」となるわけではありませんが、頭皮環境を整え、血流を促し、腸を健やかにすることで、結果的に髪の成長を助けてくれます。日々の食生活に取り入れることで、美しい髪を育む一助になるでしょう。
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