こんにちは(^^)スーパースカルプ発毛センター岡嶋です。
最終更新日:2024.09.11
ミノキシジルは薄毛に悩まれている方なら耳にしたことがあるかと思います。
今回は、ミノキシジルについてお話します。
『ミノキシジルとは』
血管拡張作用があり、もともとは高血圧症治療薬として使用されていました。
副作用に多毛が挙げられることから、再度開発され、1980年代後半からAGA治療薬として使用されています。
『効果』
毛細血管を広げ、血液の流れをスムーズにするだけでなく主に、髪の毛を促す毛乳頭細胞に働きかけて、ヘアサイクルの成長期を延長させる働きがあります。
⚫発毛効果
ミノキシジルは、発毛因子のインスリン様成長因子(IGF-1)や血管内皮細胞増殖因子(VEGF)
などの産生を促進する働きがあります。
これらの成長因子が毛母細胞を刺激することで髪の毛の育成を促します。
また、毛母細胞へ必要な栄養や指令を送る毛乳頭細胞そのものを増殖させる効果もあるとされ
これらの作用により発毛を促します。
⚫育毛•脱毛抑制効果
髪の毛を生成する毛母細胞の死滅を抑制する働きもあります。
これにより、ヘアサイクルの成長期が延長され、育毛及び脱毛抑制への効果が期待できます。
『副作用』
⚫初期脱毛
AGA治療にはよく見られるもので、個人差があり、治療開始から約2週間〜8週間でみられることが多いです。
原因としては、ヘアサイクルが関係しています。
AGAの影響で休止期になっていた毛包が、治療薬によって成長期に移行することで古い髪の毛が新しい髪の毛に押し出されるため脱毛が起こります。
⚫皮膚炎
搔痒感、発赤、落屑、毛包炎、接触性皮膚炎などを起こすことがあります。
変化を感じたら医師に相談、もしくは中止する必要があります。
⚫動悸、息切れ、頭痛、めまい
血圧が不安定な方や心疾患をお持ちの方は心機能や不整脈を悪化させることがあります。
ミノキシジルは元々、降圧剤であることから血管拡張を促し結果血流が良くなるためにみられることがあります。
⚫手足顔などのむくみ
その結果、体内の血液量が過剰になって浮腫む症状が出ることがあります。
⚫多毛症
毛髪のみならず、全身の体毛にも発毛効果を発揮します。
効いている証拠ではありますが、気になる方は医師に相談してみましょう。
⚫肝機能障害
ミノキシジルは、肝臓で代謝される内服薬です。そのため、肝臓に負担がかかります。
肝臓は沈黙の臓器という別名もあるくらい症状が出にくいので、定期的な血液検査をすることが望ましいです。
ミノキシジル、お薬なので副作用も、もちろんあります。
ですが、何においてもメリット、デメリットがあるので一緒に考えていけたらと思っています。
自分の薄毛を知ることで【根本から解決する】ことができるからです。
当店ができること・・「食事指導」「生活習慣の指導」「整髪方法」「発毛のケア商品の使用方法」
を取り入れて薄毛改善へと導いています。
ひとりで抱えずに、まずご相談ください(^^)