『美しい髪はホルモンバランスから』
最終更新日:2025.05.02
こんにちは、発毛技能士の塚本です。
スタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。
髪の健康は、見た目の印象だけでなく、体内のバランスを反映する重要なサインです。その中でも「エストロゲン(女性ホルモン)」は、髪の成長や質に大きな影響を与えています。では、エストロゲンと髪の関係について、もう少し詳しく見ていきましょう。
エストロゲンとは?
エストロゲンは、主に卵巣で分泌される女性ホルモンで、女性らしい身体の発達、生理周期の調整、骨密度の維持など、様々な生理機能を担っています。髪に対しては、成長を促す、毛周期を整える、抜け毛を抑えるといった役割があります。
髪の毛周期とエストロゲンの関係
髪は「成長期」「退行期」「休止期」のサイクルを繰り返しています。エストロゲンはこのサイクルの中で「成長期」を長く保つ働きがあり、太くしっかりした髪を維持するのに役立っています。つまり、エストロゲンの分泌が安定していると、健康的な髪が生えやすくなるのです。
エストロゲンの低下と薄毛の関係
加齢やストレス、過度なダイエットなどが原因でエストロゲンの分泌が減少すると、髪の成長期が短くなり、細く弱い髪が増えたり、抜け毛が目立ったりします。特に更年期以降の女性に多く見られる「びまん性脱毛症」は、エストロゲンの減少が主な原因のひとつと考えられています。
エストロゲンを意識したヘアケア・ライフスタイル
髪の健康を保つには、体の内側からエストロゲンの働きをサポートすることが大切です。例えば:
• 大豆製品の摂取:大豆イソフラボンは植物性エストロゲンとして知られ、ホルモンバランスを整える助けになります。
• 適度な運動:血行を促進し、ホルモンの分泌を正常化。
• 睡眠の質の向上:ホルモン分泌は主に睡眠中に行われるため、質の良い睡眠は髪の健康にも直結します。
• ストレスの軽減:慢性的なストレスはホルモンバランスを乱す大きな要因です。
医療的なアプローチも視野に
もし抜け毛や薄毛が気になる場合、婦人科でホルモンバランスをチェックしてもらうのも一つの方法です。必要に応じてホルモン補充療法(HRT)や、漢方薬の処方といった選択肢もあります。
まとめ
髪の美しさは、単なる外見だけでなく、体内の健康状態、特にホルモンバランスを反映しています。エストロゲンの働きを意識した生活習慣は、年齢を重ねても健やかな髪を保つ鍵となります。毎日の小さな心がけが、将来の髪の状態を大きく左右するかもしれません。
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