こんにちは、発毛技能士の立石です。

最終更新日:2025.10.01

スタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回はお酒とタバコが髪に与える影響をご紹介したいと思います!

過剰な飲酒と喫煙は健康に害を与えることはみなさん知っていると思いますが、実は髪にも少なからず害を与えています。

<過剰な飲酒は髪の生成を妨げる>

お酒は昔から「百薬の長」と言われており、飲酒自体が必ずしも悪いわけではありません。
適度な飲酒であれば血行を良くしますし、お酒が好きな人にとってはストレス解消にもなります。
ただそれは「適度」な場合であって飲みすぎは身体の健康、そして髪にも悪影響を及ぼします。
髪はケラチンというタンパク質がほとんどを占めていますが、このタンパク質を構成しているのがアミノ酸です。
アミノ酸は体内で分解され、それぞれのエネルギーとなって活用されますが、
アルコールを摂取した場合の分解に、活用されるエネルギーもその中に含まれています。
大量にアルコールを摂取すると、体内のアミノ酸のほとんどがアルコールの分解に回されてしまい、髪の生成に行き届かなくなってしまいます。
ただでさえ髪は生命維持に直接関係ない部位と認識されているため、人体において栄養が回ってくる優先順位が低くなっているので、
アミノ酸不足の影響を直に受けてしまいます。
健康や育毛のためには「適度な飲酒」を心がけるのが大切です。

<タバコは育毛の天敵>

お酒と違い、タバコは「百害あって一利なし」と言われています。
健康に与える影響はもちろんですが、美容の天敵とも言われるタバコは、当然髪にも悪影響を与えます。
その原因のひとつに、タバコに含まれるニコチンが挙げられます。
タバコを吸うことで体内に吸収されたニコチンは、自律神経に刺激を与え血管を収縮させます。
血管が収縮されると、血流の量が減り皮膚の温度が2~5度下がるほど血行が悪くなります。
血行が悪くなると毛母細胞に十分な栄養が行き届かなくなり、発毛力が落ちてしまうため抜けやすい髪が生えてきたり、発毛自体が起こらなくなってしまいます。
また近年の研究で、喫煙によってジヒドロテストステロンやその他の男性ホルモンが増加することがわかっています。
ジヒドロテストステロンは男性型脱毛症(AGA)の最大要因と言われるホルモンで、
ジヒドロテストステロンが増加するということは脱毛要因を増やしてしまうことと同じなので、喫煙=育毛の阻害に繋がります。

髪の健康は身体の健康なくしてはありえません。
節酒と禁煙を心がけましょう!!

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