薄毛の境界線!薄毛の認定ラインは何センチ?
最終更新日:2025.04.15
「最近、おでこが広がってきた気がする」「分け目が目立つようになった」と感じたことはありませんか?ご相談を受けている中でも、このような言葉を最初にお聞きする場面はとても多いです。薄毛の始まりに気づくのは、自分の変化に敏感な証でもあり、早い段階での対応につながりやすくなります。
今回は、プロの発毛技師の視点から「どこからが薄毛と呼ばれるのか」「具体的に何センチくらいが目安になるのか」といった、曖昧になりがちな“境界線”について分かりやすくご紹介していきます。
生え際の後退ラインの目安
一般的に、男性の場合は生え際が後ろに下がってくることが薄毛のサインとして挙げられます。額の生え際が指3本分、もしくはおよそ6~7センチ以上後退していると、早期の薄毛と見なされやすい傾向にあります。
女性の場合は、生え際よりも「分け目の幅」や「髪の密度の変化」に目がいきやすく、トップやつむじ周辺の地肌が見えやすくなってきたと感じることが多いです。特に女性の薄毛(FAGA)は全体的なボリュームダウンを伴うため、数値的な判断よりも、鏡を見たときの印象が判断材料となることが多いです。
とはいえ、センチメートルで明確に「これ以上は薄毛です」と線を引くのは難しく、個人差も大きい部分です。顔立ちや頭の形、生え方によっても印象が変わりますので、自分なりの基準と向き合うことが大切です。
自分でチェックする際のポイント
「本当に広がっているのか?」「昔からこうだったのか?」と不安になる方も少なくありません。そのようなときは、数年前の写真と現在の写真を比較するのが一つの方法です。特に前髪を上げた写真や、分け目が見える角度の写真が役立ちます。
また、額の広さは指の本数でチェックするのが分かりやすく、親指以外の4本の指をそろえて生え際から額の中心に当ててみてください。もし指4本分以上広く感じるようでしたら、一度専門機関でチェックしてみるのも良いかもしれません。
熊本スーパースカルプ発毛センターくまなん・光の森店では、頭皮の状態を専用機器で観察し、今の髪のボリュームや毛穴の状態を一緒に確認することができます。自分の目では判断しにくい部分を、客観的に確認するサポートになります。
境界線に気づいたときの対策
薄毛のサインに気づいたときには、早めに頭皮環境を見直していくことが大切です。まずはシャンプーの方法から見直してみましょう。洗浄力の強いシャンプーは必要な皮脂まで落としてしまうことがあるため、地肌に優しい成分を選ぶことをおすすめしています。
さらに、整骨や鍼灸の考え方では「血流の流れ」が髪の健康に大きく関わっているとされています。肩や首の筋肉がこわばると、頭部への血液が届きにくくなるため、定期的なストレッチや姿勢の見直しも、髪にとってプラスの影響が期待できます。
加えて、睡眠や食事のバランスも髪にとっては大切な要素です。栄養が偏ると髪の成長にも影響が出やすくなるため、たんぱく質やビタミン、ミネラルを意識的に摂るようにしていきましょう。
まとめ
薄毛の境界線は、センチメートルで測れる部分もありますが、本質的には「今までと比べて違和感があるかどうか」が一つの大切なサインです。目安となる数字にとらわれすぎず、自分の頭皮や髪の状態に目を向けてみることから始めてみてください。
気になったタイミングは、自分を大切にするきっかけにもなります。熊本スーパースカルプ発毛センターくまなん・光の森店では、一人ひとりに合わせた頭皮ケアのご提案を行っております。気軽にお悩みをご相談いただければと思います。