AGAはどれくらいで進行する?進行速度と進行パターン

最終更新日:2025.04.22

「最近、おでこが広がってきたような気がする」「髪にコシがなくなってきた」といった変化に気づいたとき、多くの方が思い浮かべるのがAGA(男性型脱毛傾向)ではないでしょうか。ただ、AGAはどのように進行していくのか、またどれくらいのスピードで変化が起きるのかについては、まだ知られていない部分も多いかもしれません。

ここでは、これまで300人以上の髪のサポートを行ってきた発毛技師としての視点から、また整骨や鍼灸の身体の知識も交えながら、AGAの進行速度とパターンについて、わかりやすく解説いたします。

AGAの進行速度は人それぞれ
AGAの進行は、非常に個人差が大きい傾向があります。早い方では20代前半から薄毛の兆しが見え始めることもあり、数年で目に見える変化が起こることもあります。一方で、進行がゆるやかなケースも存在し、10年以上かけて少しずつ変化が進んでいくこともあります。

進行の早さに影響を与える要素として、体質や遺伝的な要因に加えて、生活習慣や頭皮の環境が関係していることが考えられます。たとえば、首や肩まわりの筋肉が硬くなると、頭皮への血流がスムーズに届きにくくなるため、髪に栄養が届きにくい状態が続いてしまいます。整骨や鍼灸の分野では、こうした筋肉の緊張を和らげることで、頭皮環境の改善を目指すサポートも行われています。

AGAの進行パターンには種類がある
AGAにはいくつかの進行パターンがあります。多く見られるのは、以下の3つです。

M字型
 額の生え際が左右から後退していくタイプです。鏡を見たときに額がアルファベットのMのような形に見えることが特徴です。

O字型
 頭頂部の髪が徐々に薄くなっていくパターンです。自分では気づきにくく、周囲からの指摘ではじめて気づくケースもあります。

U字型(複合型)
 生え際と頭頂部の両方から薄くなっていくタイプで、進行すると頭頂部全体に広がっていくことが見られます。

これらの進行パターンは、あくまで目安であり、全ての方が当てはまるわけではありません。ただ、どのタイプに該当していても、頭皮や毛根の状態をこまめに確認していくことはとても大切です。

早めのケアが安心につながる理由
AGAの進行は、気づいたときにはある程度進んでいることもあります。見た目の変化だけでなく、髪のハリやボリュームの低下も、初期のサインである可能性があります。

髪は、一定のサイクルで生え変わりを繰り返しています。このサイクルが乱れることで、成長途中の髪が細く短いまま抜けてしまいやすくなります。そのため、早い段階から頭皮環境を整えておくことが、髪を守るうえでとても重要です。

熊本スーパースカルプ発毛センターくまなん・光の森店では、発毛の土台となる毛穴の状態や、頭皮の柔らかさ、血流の流れなどを丁寧に確認しながらサポートを行っています。無理なく続けられるケアの提案も行っていますので、「まだそこまで気にしなくても…」と感じている段階でも安心してご相談いただけます。

AGAの進行を見極めるポイント
進行しているかどうかを見極めるポイントとしては、以下のような変化がヒントになります。

髪を洗うときや枕元に落ちている髪の本数が増えたように感じる

髪の根本に元気がなくなり、細くやわらかくなった

生え際やつむじの形が以前と違って見える

こうした変化に気づいたときは、早めの対策を検討することが安心感につながります。

AGAの進行スピードやパターンは、目に見える部分だけで判断しづらいものです。身体の緊張や血流の乱れが頭皮に影響を及ぼしていることもあるため、髪の悩みをきっかけに、身体のコンディションにも目を向けてみることが大切です。

熊本スーパースカルプ発毛センターくまなん・光の森店では、髪と身体をトータルで見ながら、ご自身に合ったサポートをご提案しています。気になることがあれば、ぜひ一度ご相談ください。髪と向き合うことで、毎日の自分にも少し自信が持てるようになるかもしれません。