紫外線ダメージから髪を守る!パサつき・切れ毛を防ぐ保湿ケアのすすめ

最終更新日:2025.07.14

「髪がゴワつく」「毛先が広がる」「ツヤがなくなってきた」──
こうした変化を感じる原因のひとつが、紫外線(UV)による髪のダメージです。

実は、髪や頭皮は顔の3倍以上の紫外線を浴びているとも言われており、特に春から夏にかけては髪の乾燥やキューティクルの損傷が進行しやすくなる季節でもあります。

そこで今回は、UVダメージを受けた髪をいたわる保湿ケアの方法について、発毛・育毛の専門家の視点から詳しく解説いたします。

髪が紫外線でダメージを受ける理由とは?
紫外線は、髪の表面を守るキューティクルを破壊してしまいます。これにより、髪内部の水分やたんぱく質が流出し、パサつきや切れ毛、ツヤの低下といったダメージが現れやすくなります。

また、頭皮自体が日焼けをすると、毛根への栄養供給が妨げられ、抜け毛や薄毛の原因にもつながるため注意が必要です。

紫外線ダメージのサインとは?
次のような変化を感じている場合は、紫外線による乾燥が進んでいる可能性があります。

髪の手触りがごわつく・硬い

毛先が広がってまとまらない

ツヤがなく、パサパサして見える

静電気が起こりやすい

頭皮がかゆい、赤みがある

このような状態を放置してしまうと、枝毛・切れ毛が増え、髪がさらに弱ってしまう悪循環に陥ってしまいます。

UVダメージを受けた髪の保湿ケア方法
ダメージを受けた髪には、「保湿」と「補修」の両方が必要です。以下のケアを意識して取り入れてみましょう。

① 洗浄力がやさしいシャンプーを選ぶ
紫外線ダメージを受けた髪はとてもデリケートです。強すぎる洗浄成分のシャンプーを使うと、必要な皮脂や潤いまで洗い流してしまいます。

→ アミノ酸系シャンプーや低刺激処方のものを選び、頭皮と髪をやさしくいたわりましょう。

② トリートメントやヘアマスクで深い保湿
週2〜3回は、通常のトリートメントに加えて、集中補修タイプのヘアマスクを取り入れるのがおすすめです。

→ ヒアルロン酸・セラミド・シアバターなど保湿成分の含まれたものを選ぶと、乾いた髪にも潤いが届きやすくなります。

③ 洗い流さないトリートメントで水分キープ
お風呂上がりは髪が乾燥しやすいタイミングです。オイルタイプまたはミルクタイプの洗い流さないトリートメントを毛先中心に塗布することで、乾燥や摩擦から髪を守ることができます。

→ ドライヤー前のひと手間で、翌朝の髪のまとまりが変わります。

④ 頭皮の保湿も忘れずに
髪だけでなく、頭皮も紫外線で乾燥しています。
頭皮用の保湿ローションや美容液を使って、バリア機能をサポートしましょう。

→ **乾燥した頭皮は発毛環境にも悪影響を与えます。**保湿ケアは抜け毛予防にもつながります。

⑤ ドライヤーは正しく使う
濡れた髪を自然乾燥させるのはNG。雑菌が繁殖しやすくなり、頭皮環境が悪化します。

→ ドライヤーは15〜20cm離して温風→冷風の順で使用することで、熱ダメージを最小限に抑えられます。

予防も大切!外出時の紫外線対策
ダメージを受ける前に、髪と頭皮を紫外線から守る習慣も重要です。

UVカットスプレー(髪・頭皮兼用)を出かける前に使用

帽子や日傘で直射日光を遮断

分け目の位置を定期的に変える(同じ場所に紫外線が集中しないように)

最後に|髪と頭皮をいたわる季節に合わせたケアを
髪は一度傷んでしまうと、自然には元に戻りません。だからこそ、「予防」と「保湿ケア」を組み合わせて、日々のダメージを最小限に抑えていくことが大切です。

特に紫外線ダメージが蓄積しやすいこれからの季節、乾燥・パサつき・抜け毛が気になってきたら、早めのケアが鍵になります。

熊本スーパースカルプ発毛センターくまなん・光の森店では、こうした季節ダメージに対応した頭皮・毛髪ケアのアドバイスや、発毛環境を整えるサポートも行っております。お気軽にご相談ください。