紫外線で髪がさらに細くなる?夏にやるべきAGAセルフケア

最終更新日:2025.08.01

夏になると「髪のボリュームが減った気がする」「分け目が目立つようになった」という声が多くなります。実はこの季節、紫外線が髪と頭皮に大きなダメージを与えていることをご存じでしょうか?

特にAGA(男性型脱毛症)を抱える方にとって、夏の紫外線は発毛環境をさらに悪化させる大きな要因の一つです。この記事では、紫外線が髪に与える影響と、夏に取り入れたいAGAのセルフケアについて詳しくお伝えします。

紫外線はなぜ髪に悪いのか?
紫外線は、皮膚だけでなく髪や頭皮にも悪影響を及ぼします。特に夏は紫外線量が一年で最も多く、頭頂部は太陽からの直撃を受けやすい部位です。

具体的には、次のような影響があります。

髪のたんぱく質を破壊し、キューティクルが剥がれやすくなる

頭皮の乾燥を引き起こし、バリア機能が低下する

皮脂の酸化により毛穴が詰まりやすくなる

毛母細胞(髪を作る細胞)の働きが鈍くなる

その結果、髪が細くなったり、成長しきらずに抜けてしまったりというトラブルが起きやすくなります。

AGAの人ほど紫外線に注意すべき理由
AGAが進行していると、髪の密度が減っているため、頭皮が露出しやすくなります。つまり、紫外線を直接受けやすい状態です。髪が細くなることで、さらに地肌が焼けやすくなり、炎症や乾燥が悪化し、悪循環に陥ってしまいます。

また、毛根の周囲にある毛乳頭細胞や毛母細胞も、紫外線ダメージを受けると元気をなくしてしまいます。これが「夏になると急に抜け毛が増える」「髪が弱々しくなる」と感じる大きな理由です。

夏にやるべきAGAセルフケア5つのポイント
1. 頭皮用の日焼け対策を忘れずに
顔に日焼け止めを塗るのと同じ感覚で、頭皮にも紫外線対策が必要です。
帽子をかぶる、日傘を使うなどはもちろん、頭皮用のUVスプレーも活用すると効果的です。

※ただし整髪料と併用する際はベタつきやすいので、使うタイミングに注意してください。

2. 汗と皮脂のケアは“やさしく確実に”
夏は汗と皮脂で頭皮が蒸れやすくなります。放っておくと毛穴詰まりの原因になり、抜け毛を誘発します。

・毎日の洗髪はぬるま湯で
・シャンプーは低刺激でアミノ酸系のものを使用
・ゴシゴシこすらず、指の腹でマッサージするように洗う

頭皮を清潔に保ちつつ、乾燥させすぎないことが大切です。

3. 血流を促すマッサージを習慣に
夏は冷房などで体が冷えやすく、血行不良になりやすい時期です。
1日1回、5分程度で良いので頭皮マッサージを取り入れましょう。特にこめかみや後頭部、耳の周辺をほぐすことで、毛根への栄養が届きやすくなります。

4. 発毛に必要な栄養素を補給する
夏バテで食事が偏ると、髪に必要な栄養素が不足しがちです。
髪を育てるには、タンパク質・亜鉛・ビタミンB群が特に重要です。冷たい麺類だけで済ませず、卵・魚・ナッツ・緑黄色野菜などを積極的に取り入れましょう。

5. 頭皮状態を“見える化”する
セルフケアの効果が出ているかどうかを判断するには、自分の頭皮や髪の状態を定期的に確認することも大切です。
熊本スーパースカルプ発毛センターくまなん・光の森店では、マイクロスコープによる無料頭皮チェックを実施しており、夏特有の皮脂詰まりや炎症、血流低下の有無を確認することができます。

まとめ:夏の紫外線ダメージを最小限に抑える行動を
夏は髪にとって思っている以上に過酷な季節です。紫外線による頭皮ダメージ、皮脂トラブル、冷えによる血流低下などが重なり、特にAGAを抱える方は抜け毛や軟毛化が進行しやすくなります。

しかし、日々のちょっとしたセルフケアを積み重ねることで、髪を守ることは十分に可能です。

「髪がさらに細くなった気がする…」と感じた今こそ、自分のケアを見直してみませんか?
頭皮状態の見える化や専門的なアドバイスが必要な方は、熊本スーパースカルプ発毛センターくまなん・光の森店にぜひご相談ください。