薄毛の知識│その「抜け毛」大丈夫?　抜け毛の種類で分かる薄毛の兆候。

皆さん、こんにちは♪
発毛技能士の椿 真寿美です！

私の担当するお客様の中で「抜け毛」を気にされる方がおられます。

薄毛治療中でも、初期脱毛を始め抜け毛が多く見られるので、お客様が不安視されるんですね。
実は抜け毛には種類があって、抜け毛の種類によって今の薄毛の状態を知ることができます。

そこで今回は「抜け毛」についてお話させて頂きます。

抜け毛の種類を知る

抜け毛には「自然脱毛」と「異常脱毛」の2種類があり薄毛の方は何らかの理由で以上脱毛が起きていることになります。

自然脱毛

髪の毛にはヘアサイクルがあり、正常なヘアサイクルを経て抜ける脱毛を「自然脱毛」と言います。1日約100本の自然脱毛が起きるとされていますが、あくまで自然なので心配する必要はありません。

異常脱毛

薄毛になる方は「異常脱毛」が起きています。
異常脱毛を確認する場合は、毛根の形状で知ることができ「何が原因で抜けたのか」「体に何が起きているのか」を突き止めることができます。

毛根の形状で原因を知る！

ここからは抜け毛の毛根の種類を紹介しますので、もし抜け毛がある方は照らし合わせてみて下さい。

マッチ棒のような形状で色が白い

このような毛根の形状は、何かしらの外部の力によって引き抜かれた場合に多く、正常なヘアサクルで抜けた髪の毛と異なり、毛根部分は黒いままです。
本来なら成長を続けるはずだった髪の毛なので、メラノサイトのメラニン色素供給も続いていたため、毛根の色の白抜けが起こらずに、黒々としています。

毛根が膨らんでいない

毛根が線上に伸びている場合は、AGAの症状が疑わられます。
AGA(男性型脱毛症)は、ジヒドロテストステロン（DHT）結合による悪い男性ホルモンよってヘアサイクルが短縮されて髪が抜けるため、毛根がしっかり根付ける自然な膨らみを形成できない内に抜けたことを示します。また膨らみはあっても膨らみ具合が少ない場合もAGAと判断できます。

白い膜のようなものが付着している

画像にある、毛根より少し上に付着している白い幕は皮脂で、頭皮に皮脂が多い場合に毛根に付着した状態となります。
皮脂の過剰分泌が疑われるので、頭皮トラブルの原因や薄毛の原因に繋がっていく場合があります。

毛根がないか、形がいびつ

このような形がいびつの毛根の場合は、円形脱毛症が疑われます。
体内の免疫細胞が毛根細胞を異物とみなし攻撃することで、脱毛が起きるためにこのような形になります。

このように毛根の形状によって薄毛の状態などが分かります。
薄毛の状態が分かれば、どのような対策を行えば良いのかの指標になりますので、ご自分の毛根の状態をチェックしてみて下さい。

対策の一部は、このブログ内で閲覧できますので合わせてチェックしてみて下さい。

また、ご自分で分からない場合などはお気軽にご相談下さいね。

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